音を支える人を、世界でいちばん誇りに思う人を育てる
ICS国際コンピューター楽譜センター|プロフェッショナル教育方針
【1】教育理念
ICSは「音楽を支える人材」を育てるために、技術・美意識・人間性の三位一体で教育を行います。単なるソフト操作ではなく、「音を可視化する芸術」としての譜面制作の本質を伝えます。
“美しい楽譜”とは、演奏家の心を導く音の地図。
“優れた浄書家”とは、音楽の魂を形にする翻訳者。
【2】教育方針
① 技術力 × 美意識の統合
- 操作力ではなく意図を伝える設計力を重視
- プロ譜面のケーススタディで“美の基準”を共有
② 現場力の養成
- 実案件シミュレーション(納期・修正・報連相)
- チーム制作で品質管理と協働を体得
③ 内省と言語化
- 制作ジャーナルで思考と感情を記録・振り返り
- クライアント説明トレーニングで伝える力を育成
④ 社会への接続
- 学期末発表「音を支える人々展」の実施
- 作品・過程を可視化し、文化発信者として成長
【3】教育プログラム例
| 区分 | プログラム名 | 目的 |
|---|---|---|
| 対話型授業 | 「美しい譜面とは」ゼミ | 審美眼・言語化力の育成(5分LT+質疑) |
| 現場実践 | 擬似オペレーション課題 | 納期遵守・修正対応・報連相の実務訓練 |
| チーム制作 | 共同譜面制作プロジェクト | 協働・品質管理・レビュー運用 |
| 内省活動 | 制作ジャーナル/面談 | 感情知性・自己成長の促進 |
| 社会発表 | 音を支える人々展/ドキュメンタリー | 社会接続・表現力の発揮・広報素材化 |
【4】講師メッセージ
「譜面は、音楽家の魂を導く地図です。1音1音を大切にする姿勢こそ、真のプロフェッショナル。ICSは、楽譜制作を通じて“人間”を育てる教育を行っています。」
【5】卒業生に求める姿勢
- 技術に誇りを持ち、学び続けること
- 音楽の本質を理解し、演奏家に寄り添うこと
- 仲間を敬い、共に成長する文化を築くこと
- 作品に責任を持ち、「音を届ける使命感」を持つこと
評価の観点(例)
- 設計力:可読性・展開設計・意図説明
- 現場力:納期・修正対応・報連相
- 協働力:レビュー品質・貢献姿勢
- 内省力:ジャーナルの質・改善の速度
【6】今後の展開
- 映像化(ICSドキュメンタリー)
- 譜面制作ネットワークとの交流推進
- 学生作品アーカイブの公開とリファレンス整備
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